新しい機能と仕様

新しいインターフェイス
インターフェイスが一新されて、さらに使いやすくなりました。使用頻度の高いノブが全て前面に配置され、特殊な機能あるいは微調整の項目などは、下段の引き出し画面に収められています。

ブラウザ機能
インパルス・レスポンス(空間の音響特性データ)の膨大なライブラリへのアクセスが、とても簡単になりました。データのロードも高速で、各空間のサイズによる管理や、ワンクリックで「お気に入り」追加も可能です。

検索機能
パワフルな検索機能が備わりました。"bed room" "brick studio" "metallic resonances" といったキーワード(英語)を入力すると、膨大な量のライブラリから対象となるリバーブが、瞬時に一覧で表示されます。

Brightness
アルゴリズムによる、一般的なデジタル・リバーブと同様の高域成分が、選択しているインパルス・レスポンスに合わせて付加されます。EQによる、現実の残響へのブーストでは得られない要素です。

News
残響のライブラリを常にアップデートしておきましょう。新しい情報の確認からライブラリのダウンロード、インストールまで "news" 画面内の操作で完結し、再起動することなく使用出来ます(要インターネット接続)。

Similar
設定したリバーブが機能してはいるものの、まだイメージとは少し異なりますか? "similar" ボタンをクリックすると、特性の類似する他の IR(インパルス・レスポンス) が一覧で表示され、別の候補を簡単に試すことが出来ます。

TDMへの新しい対応
XL版においては、TDMチップのマネージメントをアルティバーブの画面内で行なうことが可能となりました。以前のバージョンのように、プラグイン選択時において長々とリストが表示されることもありません。

トータル・リコール
インパルス・レスポンスの選択を含めて、ほぼ全ての機能がオートメーションに対応します。これまでのスナップ・ショット機能は継承されているものの、もはや必要ありません。オートメーションのカーブによって、どのインパルス・レスポンスを選択しているかも確認出来ます。

あらゆるオーディオをリバーブに
オーディオ・ファイルを画面へドラッグ&ドロップするだけで、リバーブとして使用出来ます。スウィープ音やハンドクラップ、車のクラッシュやピアノ演奏の音声で、実験的なサウンドも試してみましょう。通常の残響収録の為に、Tivoli Audioのラジオや、カチンコを利用する設定も用意されています。

モジュレーション
"mod"の調整によって、例えば同じ音源が2回続けて鳴った場合も、それぞれリバーブ成分は異なって聴こえるようになります。あるいは原音には無い周波数成分が、かすかにリバーブ音に含まれることになります。

インタラクティブ EQ カーブ
一般的なイコライザーの調整ノブも備えながら、新しいEQカーブ画面が追加されました。パラメトリック式の帯域幅を含めた4バンドの調整が可能です。それぞれのブースト/カット設定が相互に影響して、1つのカーブを作り出す「インタラクティブ」型です。

その他
待望の64ビット対応。新しいゲートリバーブ。操作が容易なプリディレイは楽曲のテンポに合うよう、音符で時間幅設定も可能です。また "Positioner /ポジショナー" 機能により、空間を大きく使って音源の位置を調整出来ます。