version 2.0の新しい機能

  

Realityのバージョン1.9から2.0へのアップデートで、以下の機能が追加されました。
 
1)シンプル・モードにより、Pro Toolsにおける従来のワークフロー内でシームレスな作業を実現
 
2)モノやステレオ音声素材から没入感の高い音声を作り出す、Ambients機能
 
3)各音声入力部に、FX Audio Sound機能(最上位版のReality Builderのみ)
 
4)ベッド入力のミュートとソロ機能
 
5)ソロ、ミュートその他、全入力チャンネルの一括管理画面
 
6)6種類の新しいバイノーラル・モード
 

 

Simplified mode

 

新しいシンプル・モードでは、標準的なAAXプラグインと同様、入力チャンネルの機能の多くを、DSpatial Inputの画面上で操作可能です。前バージョンにおいては、大きなメインの画面を表示する必要がありました。version 2.0においては、メイン画面をオプションとして閉じておけます。制作過程では、新しいInputプラグインの表示によって入力チャンネル毎の作業が可能となりました。
 
近接度、慣性、ドップラー効果、リバーブ・センド等の項目が、各入力チャンネルにおいて有効、かつ音源配置の表示画面上で操作出来るということは、全てがオートメーション制御可能な、3D音声生成ツールということです。その他の機能、例えば全音源を同時に表示させたり、音源のグループ化などは、version 2.0においても、2つの大きなメイン画面上で可能です。
 
シンプル・モードとメイン画面の組み合わせは、サウンド・エンジニアにとって強力なツールとなるでしょう。

Reality Ambients

 

 
新しい「Ambients」とは、没入感の高い音声、すなわちイマーシブ・サウンドを容易に生成出来る機能です。街中、公園、レストラン、人混み、動物、機械類の音声、あるいはシンセサイザーのサウンドも含め、あらゆる素材を"イマーシブ"へと変換します。
 
95ものプリセット音声によるライブラリが、Realityの4製品全てに備わります。しかし、それは入口に過ぎません。使用したい音声素材を好きなだけ利用することが可能で、専用のフォルダに保存しておけるのです。
 
このAmbients機能による音声はReality上で操作可能で、Pro Tools上に取り込む必要もありません。再生や停止等が、手動操作、オートメーション、MIDIでも制御出来ます。
 

FX Audio on each input

 
最上位版のReality Builderにおいては、各入力部にサウンド・ジェネレータ機能を備えました。各入力に対する処理エンジン全体が、このFX Auidio Sound Generator機能に特化するという利点があります。
 
前述のAmbients機能と同様、近接度、慣性、ドップラー効果などが、各入力部において有効になるということです。しかし最も重要な点は、FxをONにして、音声ファイルを読み込んだ入力部が、パンニングのエンジンで処理されるということ、そして音源の空間内定位をX、Y、Z値で示す画面上で操作するということです。サウンド・エンジニアにとって、超強力な武器となり得るでしょう。
 

Mutes and Solos everywhere

  

Reality 2.0では、ソロとミュート設定の場が増えました。Bed Inputのプラグインでも使用出来ます。
 
更にソロやミュートを含め、幾つかのパラメータにおいて、全入力チャンネルの一括管理画面が追加されました。


 

 

 

 
 

6 new binaural modes

 
更に現実感の高い、バイノーラル出力モードが加わりました。
 
従来の3方式(Male-男性AとB、Female-女性A)に、新しい6方式(HQ Male C、 HQ Female C、HQ Male D、HQ Female D、HQ Male E、HQ Female E)が追加。合計9モードです。