DSpatial Reverb

 
DSPATIAL Reverb リバーブ プラグイン

 

IRモデリングによる、初のリバーブ・プラグイン
最大48ch出力 - 22.2ch、7.1.2chにも対応

次世代の空間シミュレーション

 

DSpatial社のReverb(リバーブ)は、素晴らしく現実感の高い音響を実現するプラグインです。屋内や野外を表現するインパルス・レスポンス(IR)が、最高レベルのクオリティで解析のうえ、モデリングおよびレンダリングされます。サウンドデザイン、ダイアログ、フォーリー、アンビエンス他、いかなる音声処理に対しても、世界初となる空間モデリングとレンダリング技術が役立つでしょう。
 

48ch 出力 リバーブ イマーシブ・オーディオ

リアルタイム動作のコンボリューション

 
独自の物理モデリング・エンジンで稼働。それは同社Realityシリーズと同様のもので、最大784ものコンボリューションがリアルタイムで動作します。396チャンネルのIRモデリング能力により、現状で最もパワフルなコンボリューション・リバーブとも言えます。
 
実際に耳にすると、きわめて自然なサウンドであることが認識できるでしょう。非常に大きなダイナミックレンジやパラメータの調整幅は、次世代レベルのアルゴリズムによって実現しています。
 


48ch 出力 リバーブ メーター

最大48ch出力

 
48ch出力に設定した際も、各チャンネルの信号は独立していて相関性がありません。DSpatialによる没入感の大きいコンボリューション・リバーブには、独自技術によるIRのモデリング/レンダリング性能が備わり、現実感の高い空間を生成します。マイクで収録されたIRにおいて、低品質のものは過去の遺物となるかもしれません。
 
その理由とは→

 
22.2ch出力にも対応。7.1.2chの出力設定は、Dolby Atmos®と互換性がある仕様です。
 

ポリ・リバーブ・モード

 
リバーブのプログラム設定は、例えば映像コンテンツのシーン変更に合わせて、スムーズかつ瞬時に切り替えることが可能です。2基のリバーブが2つのレイヤーで同時に有効となり、これは最大48のコンボリューションによる2つのプラグインが、同時に起動しているということです。リバーブの各パラメータ変更は、Pro Toolsのオートメーションでプログラムしたり、エディットすることもできます。

400以上もの空間モデル

 
Realityシリーズと互換性がある、400以上もの空間モデルを収録。空間モデルとは、標準的なインパルス・レスポンス以上とも捉えられます。数千ものパラメータを含めた、屋内と野外空間の完全なモデリングです。

幅広いリバーブ・タイム調整

 
リバーブの長さは、0.1〜10秒の間で途切れることなく調整可能。しかも各モデリングの音色や音響特性は、どんな長さに設定しても維持されます。

リハーサル・モード

 
4種類のサウンドを備えたリハーサル・モードにより、異なる空間モデルを試聴可能で、最適なものを見出せます。

キーワード検索

 
キーワードで目的の空間を見出すことが、かつてなく簡単に。Glass、Wood、Metal、Cloth、Plasticといった単語で探し出せます。続けて1〜5の数字を併記すると、その材質の量も指定できます。例えば「Glass2」とは、ガラス面が少し使われている空間という意味になります。さらに「1s」「2s」など、リバーブの長さでも検索可。

屋内と野外の空間シミュレーション

 
屋内や野外空間の限りない選択肢も、DSpatialのライブラリで簡単にシミュレートできます。そのライブラリはレコーディング・スタジオ、スタジアム、教会、トンネル、屋内競技場、街路、小道など様々な空気感を、120dBのダイナミックレンジで再現します。

 

       
 
映画『The Duelist』より/ Screenshot by courtesy of Film Direction
 

DSpatial Reverb 適用前

 
 

DSpatial Reverb 適用後

 

By courtesy of Pablo Borghi

動作環境

 
macOS 10.8 〜(AAXフォーマットのみ、Appleシリコン搭載環境にネイティブ対応しました。2023年10月現在、AUとVST3版はmacOS MontereyまでのRosetta 2経由で動作します。)
 
AAX:Pro Tools 11〜
AU:Logic Pro X
VST3
 
ライセンスの管理と運用には、iLok 2/3(別売)が必要です。
 
※ Windows PC環境には対応していません。

主な仕様

 
モデリングによる、400以上のIR(インパルス・レスポンス)ライブラリ、屋内と野外の空間シミュレート
 
最大48ch出力(22.2ch、7.1.2ch〜、Auro-3D、5.1、6.1、7.1、9.1、11.1、13.1、15.1など/※各DAWの仕様に依ります)
 
1セッション上で、24のDSpatial Reverbを起動可
 
120dBのダイナミック・レンジ