効果音への使用
近くに存在する音源は、遠くの対象とは異なるサウンドとして聞こえます。元の音源に奥行きと距離感を付加することで、即座に効果音として作り変わります。音声素材を、新たに何度も録音する必要はありません。
ミキシングでの使用
ノブの操作1つで、あらゆる音声の距離感を正確にシミュレートします。正確なEQと距離に合わせた減衰を適用して、元素材を現実空間の音声として聞こえるよう、処理します。
ADR(アフレコ)での使用
ADRでの大きな課題は、あたかも撮影現場で収録したかのように、自然な音声として処理することです。Airは現実同様の距離感を作りだすので、アフレコ素材が場違いに聞こえることは、もうありません。
音楽制作での利用
ミキシング素材に付帯する距離感を、容易に調整することができます。このプラグインで、演奏を活き活きとしたものに、そしてミックスを輝かせましょう。
世界の様々な場所における「温度」と「湿度」の設定を収録。南極からデスバレーにまで至ります。
単純なローパス・フィルタよりも、遥かに高い精度で音声を処理します。空気による減衰を、科学的に測定した周波数特性値を利用。
画面上で、音源に適用されている実際の周波数特性を確認できます。
パラメータ「Distance Attenuation」の操作で、距離感を調整します。
距離はメートルやフィート、速度はMphあるいはkm/hなど、使用したい単位に切替可能。
AVID S6などのコントロール・サーフェス類を、Airのパラメータ調整に利用できます。
システム要件
OS環境
- macOS 10.9 〜(Appleシリコン搭載環境にネイティブ対応)
- Windows 7 SP1 〜
フォーマット
- AAX Native
- AU v2
- VST3(VST2対応は終了しています)