Dopplerについて
大気内を移動する音源が生み出す作用を、擬似的に生成するプラグインです。通過するサウンドの高精度な特性を付与します。現実の状況で音程、音量、EQに物理的に影響するパラメータを操作して、極めて自然な音声エミュレート処理を行います。
人の脳は、何が自然で何が作りものかを認識するので、極めて高い精度の音声ツールが必要です。Dopplerは、Sound Particlesと同じエンジンで動作します。同製品は、多数のハリウッドのスタジオも、自然なドップラー効果を再現するプラグインとして使用しています。
様々なマイク設定から、出力フォーマットとして選択するだけです。モノラル(オムニ、カーディオイド、双指向性)、ステレオ(MS、XY、ORTF、Blumlein、AB)、5.1、7.1、7.1.2ch、1〜3次Ambisonicsまでに至ります。
ドップラー効果がピークとなる時間を設定出来ます。全てのパラメータが、imageと完全に同期のうえ調整されます。
音量と音程だけでなく、距離に応じた減衰から生じる周波数特性も、正確に適用されます。
距離はメートルとフィート、速度はMphとkm/hなど、必要な単位を製品上で切り替えて作業可能です。
AVID S6などのコントロール・サーフェス類を、Airのパラメータ調整に利用できます。
システム要件
OS環境
- macOS 10.9 〜 (Appleシリコン搭載環境にネイティブ対応)
- Windows 7 SP1 〜
フォーマット
- AAX Native
- AU v2
- VST3(VST2対応は終了しています)